コーヒーのフルーティという表現について

Fruity

コーヒーのアロマやテイストの表現のひとつに「フルーティ」という表現があります。フルーティな香りのコーヒー、フルーティな甘味が後口に広がるコーヒー、スッキリしたフルーティな酸味を感じるコーヒーなど、スペシャルテイコーヒーを表現するには欠かせない「フルーティ」という言葉。ここ数年、カップ・オブ・エクセレンスなどのコーヒー品評会を含む、コーヒーカッピングにおいて、客観的な世界共通のフルーティという表現の中には、下記のような表現が良く使われています。

【Fruity】

Citrus(柑橘系)
・ Lemon(レモン)
・ Lemonade(レモネード)
・ Grapefruit(グレープフルーツ)
・ Clementine(クレメンティン)
・ Tangerine(タンジェリン)
・ Mandarin Orange(マンダリン オレンジ)
・ Orange(オレンジ)

Apple(リンゴ系)
・ Green Apple(青リンゴ)
・ Red Apple(赤リンゴ)

Melon(メロン系)
・ Watermelon(スイカ)
・ Honeydew(ハネデューメロン)
・ Cantalolipe(カンタロープメロン)

Grape(葡萄系)
・ White Grape(白葡萄)
・ Green Grape(緑葡萄)
・ Red Grape(赤葡萄)
・ Concord Grape(コンコード)
・ Wine/Winey(ワイン)

Tropical Fruit(トロピカルフルーツ系)
・ Lychee(ライチ)
・ Star Fruit(スターフルーツ)
・ Tamarind(タマリンド)
・ Passion Fruit(パッションフルーツ)
・ Pineapple(パイナップル)
・ Mango(マンゴ)
・ Papaya(パパイヤ)
・ Kiwi(キウイ)
・ Banana(バナナ)
・ Coconut(ココナッツ)

Stone Fruit(核果)
・ Peach(桃)
・ Nectarine(ネクタリン)
・ Apricot(アプリコット)
・ Plum(プラム)
・ Cherry(チェリー)
・ Black Cherry(ブラックチェリー)

Berry(ベリー系)
・ Cranberry(クランベリー)
・ Raspberry(ラズベリー)
・ Strawberry(ストロベリー)
・ Blueberry(ブルーベリー)
・ Blackberry(ブラックベリー)
・ Red Currant(フサスグリ)
・ Black Currant(クロスグリ)

Dried Fruit(ドライフルーツ)
・ Golden Raisin(ゴールデンレーズン)
・ Raisin(レーズン)
・ Dried Fig(ドライイチジク)
・ Dried Dates(ドライナツメ)
・ Prune(ドライプルーン)

簡単に並べてみましたが、タマリンドなど、日本人には馴染みのないフルーツの名前もあります。客観的な世界共通のコーヒーを表現する言葉とは言っても、やはり欧米中心の表現です。例えば、単にアップルと言えば日本人なら赤いリンゴを想像しますが、欧米では青いリンゴです。赤いリンゴと言っても、日本の赤いリンゴと欧米の赤いリンゴの香りは少し違います。カンタロープメロンは赤肉メロンですが、やはり夕張メロンとは少し違う。このあたりの表現は、日本では日本人が分かりやすい表現に替える必要があると思っています。

焙煎香房シマノでは、あまり日本人に馴染みのない表現は避けるように心がけています。