ブラジル
サントス ピーベリー
ナチュラル

brasil santos peaberry natural

サントスと呼ばれるコーヒー

世界第5位の面積を擁するブラジルは、ラテンアメリカ最大の領土と人口を誇り、ラテンアメリカ最大であると同時に世界第7位の経済規模を持つ国家です。言わずと知れたコーヒー大国でもあり、コーヒーの生産量は世界第1位を誇ります。ブラジルのコーヒー生産量は、全世界のコーヒー生産量の3分の1を占め、1850年から現在まで150年以上に渡り世界第1位の生産量を誇ってきました。アメリカ大陸には元来コーヒーは自生しておらず、1727年にブラジルに持ち込まれたのが最初だと言われています。ブラジルのサントスというコーヒーの名前は、世界第1位のコーヒー生産国であるブラジルの東南部に位置する南米最大の港であるサントス港に由来します。かつて、この港にはブラジル全土からコーヒー豆が集まり、ここから世界中に運ばれました。積み出されたコーヒー豆は、サントス港からのコーヒーという意味から「ブラジル・サントス」と呼ばれるようになりました。そして、いつしか、ブラジル産のコーヒー豆をさす言葉として定着しました。

セラード地区のピーベリー

brasil santos peaberry naturalこのサントス・ピーベリーは、世界最大の生産国であるブラジルのミナスジェライス州セラード地区で栽培されているコーヒーの中から、ピーベリーのみを丁寧に選別して作られたものです。ポルトガル語で未開の地という意味を持つセラード地区は、日本の面積の約5.5倍、ブラジルの総面積の約24%を占め、かつては潅木がまだらに生えるだけの広大な未開の地でした。1979年から始まったブラジルと日本によるセラード農業開発協力事業によって、大豆やトウモロコシなどの生産地に生まれ変わりました。セラード開発の成果は、農学史上20世紀最大の偉業と言われています。そのセラード地区は、雨期と乾期がハッキリした高原大地で、独特の土壌と豊かな水源が良質なコーヒー栽培に非常に向いています。真夏の後の雨期による降雨は、一斉開花をもたらし果実を均一に成熟させ、収穫時期にあたる乾期は、安定したムラのないコーヒー豆の乾燥を行うことが出来ます。現在、このセラード地区で生産されているコーヒーは、ブラジル全体の15%ほどだと言われています。

ピーベリー

brasil santos peaberry naturalこのコーヒーは、ブラジル・サントスの中でも稀少なピーベリーばかりを集めたものです。通常のコーヒーの豆は、1つの実の中に2つの種(コーヒー豆)が形成されますが、時折、片方の豆に栄養が偏り、片方の豆のみが成長してしまうことがあります。その栄養分が偏り、丸く成長した豆がピーベリーです。通常のコーヒー豆の7~8%程度がピーベリーとなります。7~8%しか採れない訳ですからピーベリーは稀少なコーヒー豆と言えるでしょう。通常1つの実の栄養を2つの豆で分けるところを1つの豆が栄養を全て吸収するのでピーベリーは栄養過多になる分、味わい深いと言えます。粒は少し小さめですが、コロコロとしたかわいい外観となるのが特徴です。味の特徴は、少し香ばしさがあり、軽やかさを備えた、上品な味となっております。

テイスティング ノート

ブラジル・サントスのスッキリした苦味の上に、ピーベリー独特の香ばしさとコクがプラスされた深みのあるコーヒーです。

甘味 ★★★
コク ★★★★★
まろやかさ ★★★★
香り ★★★★★★★
酸味 
苦味 ★★★★★★

★印8段階、オススメ焙煎での評価です。

コーヒー豆 データ

エリア ミナスジェライス州 セラード地区
品種 アラビカ
プロセス ナチュラル
標高 800~1200m
オススメ焙煎 中煎り