インドネシア
ガヨ
フェアトレード
ウォッシュド

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復活した秘境のコーヒー

indonesia gayo fairtrade washed東南アジア南部に位置するインドネシアは、5,110kmと東西に非常に長く、また世界最多の島々を抱える国です。インドネシアのコーヒー栽培は、1696年オランダ人がインドのマラバーから苗木を持って来たことに始まります。インドネシア・スマトラ島のアラビカ種コーヒーは、マンデリンと呼ばれ、インドネシアの高級コーヒーの代名詞になっています。スマトラ島北部に位置するアチェ特別自治州。その中でも標高が高く、大地の恵みを十分に受ける秘境に、ガヨ高地があります。ガヨ高原にもコーヒーが伝播し、栽培され続けていましたが、イスラム教の戒律が特に厳しく、排他的な面が強い地域のため、観光客は勿論、アチェの住民すらもなかなか足を踏み入れる事の出来ない秘境でした。ガヨ高原で作られたコーヒーは、非常に品質が良い事は古くから知られていましたが、排他的な土地柄と生産が少なく輸送する手段もない秘境の為、長い間マンデリンに混ぜられ、日の目を見ることがありませんでした。1984年、石油に代わる外貨獲得の手段として、アチェ地方を国際的観光地に開発する計画をインドネシア政府がスタートさせました。政府が観光の重要な柱としてコーヒーに注目したことで、ガヨ高原のコーヒーは世界的に知られるようになりました。

有機栽培で丁寧に育てたコーヒー

ペルマタガヨ農協は、タワール湖を望むガヨ地区の36ファミリーからなるコーヒー生産農家で構成されています。ここでは、有機JASのもと、化学肥料や農薬を使わず、堆肥などの自然の肥料のみを使ってコーヒーを栽培しています。さらに、近代的な機械収穫ではなく、真っ赤に完熟したコーヒーの実を丁寧に手摘みで収穫することで、品質と向上を図っています。比重選別、スクリーンサイズ選別、ハンドピックと呼ばれる手選別を重ね、厳しい品質チェックと認証管理を施しています。

フェアトレードとは

indonesia gayo fairtrade washedフェアトレードとは、コーヒー豆のような農作物などを、生産者が生活を維持できる価格で取引をおこなうことで、立場の弱い人々の自立を支援していく新しい貿易の方法です。 現在のコーヒー取引はニューヨークやロンドンにある国際先物取引市場において価格が決められています。そこでは需要と供給のバランスが全て、生産のために投下した費用や生産者の生活費などは考慮されません。従って、供給過剰などで国際相場が低迷し始めると、一部の例外を除いて小規模農家が多いコーヒー生産地では、丹精込めて栽培しても生産コストを賄うことも出来ず、来年の収穫に向けた肥料を購入することも、子供たちを学校に出すこともできなくなるといったことが往々にして発生します。 こうした中で、新しい流通である「フェアトレード」の試みがヨーロッパで始まり、世界中に広がってきています。フェアトレードにより生産者は安定した価格でコーヒー豆の取引をおこなうことができ、教育や生活水準の向上、またコーヒーの生産設備の整備や技術習得によって自立した生産者となることを目指します。

コーヒーを取り扱う者として、生産者の貧困や生産地の荒廃を見逃すことはできず、また生産地の荒廃はコーヒー産業の荒廃につながると、焙煎香房シマノは考えております。より美味しいコーヒーを提供し続けることができるよう、生産地と消費国の共存共栄を願って、焙煎香房シマノでは2005年からフェアトレードのコーヒー豆を取り扱っております。 フェアトレードの商品は、FLO(Fairtrade Labelling Orgnizations International)という国際機関によってフェアトレードの認証を受けております。商品には、フェアトレード・ラベルを添付することで消費者の方々には分かりやすい表示となっております。このコーヒーは、フェアトレード・ラベル・ジャパンの認証も受けております。

レインフォレスト・アライアンス認証

このコーヒー豆は、レインフォレスト・アライアンス認証を取得しています。レインフォレスト・アライアンスは、伝統的な栽培方法を用いて森林と野生生物を守り、労働者に適切な労働条件を与えている農園を認証しています。認証の主な内容は、『①熱帯雨林の日陰で育てること、②野生生物を保全すること、③化学肥料の使用を管理し、削減すること、④労働者に適切な労働条件を与え、地域社会全体が恩恵を受けること』です。農園には様々な樹種が生え、希少な種を含む多くの野生生物が生息しています。レインフォレスト・アライアンス認証コーヒーを選ぶことは、熱帯雨林を守ることに繋がります。

テイスティング ノート

しっかりしたボディと風味豊かな芳醇な香り、苦味の中に濃厚な甘みのあるコーヒーです。

甘味 ★★★★★
コク ★★★★★★★
まろやかさ ★★★★
香り ★★★★★★★
酸味  - 
苦味 ★★★★★★

★印8段階、オススメ焙煎での評価です。

コーヒー豆 データ

生産者 ペタルマヨガヨ農協
責任者 ドゥンムール
エリア スマトラ島 アチェ ガヨ
品種 ティムティム・アテン
プロセス ウォッシュド
標高 1200~1600m
認証 フェアトレード
レインフォレスト・アライアンス
オススメ焙煎 中煎り