カメルーン
ジャバ ロングベリー
ウォッシュド

cameroon java longberry

可能性を秘めたカメルーンのアラビカ種

cameroon java longberryアフリカの西側に位置するカメルーン共和国は、北部には砂漠地帯、中央部には山脈地帯、南部には熱帯雨林地帯があり、アフリカ大陸の様々な特質を1つの国の中に有し、ミニアフリカとも呼ばれています。西部州バフーサム周辺は、火山灰土壌と豊富な水資源を有し、アラビカ種の栽培に多いなる可能性を秘めています。しかしながら、カメルーンのコーヒー生産量の約80%はロブスタ種で、アラビカ種の生産はまだまだ盛んではありません。アラビカ種の約70%はドイツへ、残りのほとんどは欧米諸国へ輸出されており、日本への輸出はほとんどありません。カメルーンにコーヒーが伝わったのは、ドイツの植民地時代の1905年と言われています。しかし、本格的にコーヒー栽培が始められたのはフランス領になった1928年からになります。ピーク時の1985年には230万袋を超える生産量がありましたが、世界銀行の構造調整政策、1990年代のコーヒー自由化を経て、コーヒー生産量は10分の1に激減、カメルーンのコーヒー産業は崩壊してしまいました。2008年、カメルーン政府はコーヒー産業の再生計画を発表し、世銀、国連、EUなどの支援を受け、再生に向けた取り組みを行い、復活の兆しを見せ始めています。

インドネシアを経由し、アフリカに戻ってきたアラビカ種

cameroon java longberry17世紀末、コーヒー発祥の地と言われるエチオピア起源のインド産アラビカ種の苗をオランンダ人が植民地であるインドネシアに持ち込みました。このコーヒーは、インドネシアのジャワ島に持ち込まれたため、ジャバと呼ばれました。この時、インドネシアに持ち込まれたコーヒーの木は、現在の二大アラビカ品種の一つティピカ種と同一のものだと見られています。その後、このジャバはオランダからフランス人の手に渡り、フランス人によって中米へと持ち込まれ、18世紀末頃までに世界中に広まっていきました。その中には、ジャマイカに持ち込まれたブルーマウンテン、ハワイに持ち込まれたコナなども含まれています。1913年、ドイツ人宣教師によってカメルーンにジャバ種が持ち込まれました。カメルーンの他のコーヒー生産者組合がロブスタ種も栽培している中、カプラミ協同組合だけがアラビカ種(ジャバ種)のみを栽培しています。カプラミ協同組合の設立は1958年と古いですが、カメルーンで唯一稼動しているウォッシュドプロセスのステーションがあり、最近になってケニア、タンザニア、ルワンダなどのコーヒースペシャリストに教わって素晴らしいジャバを作ることが出来るまでになりました。

テイスティング ノート

スッキリした苦味の中にナッツのような香ばしさがあり、飲み進めていくうちに柔らかい甘味を感じるコーヒーです。

甘味 ★★★★★
コク ★★★★★★
まろやかさ ★★★★★
香り ★★★★★★
酸味  ★ 
苦味 ★★★★★

★印8段階、オススメ焙煎での評価です。

コーヒー豆 データ

生産者 カプラミ協同組合
エリア バフーサム
品種 ジャバ ロングベリー
プロセス ウォッシュド
標高 1000~1800m
オススメ焙煎 中煎り