コスタリカ
エステファニィSP
ウォッシュド
ドーニャハエル農園

costa rica estefany sp washed

スペシャルティコーヒー先進国コスタリカ

コスタリカは小さなコーヒー生産国ですが高品質なコーヒーを生産することで世界的に知られています。1992年からアラビカ種のみの栽培が法律によって定められ、ロブスタ種の栽培が厳格に禁止されています。また、コーヒーの全生産量の約50%がスペシャルティコーヒーだと言われるほどのコーヒー先進国です。ドーニャハエル農園は、コスタリカの8つの良質なコーヒー生産エリアの1つタラス地区にあります。タラス地区の激しい寒暖の差は、種子であるコーヒーの豆を守ろうと糖分をたっぷり蓄えたコーヒーの実を育てます。たっぷりと糖分を蓄えたコーヒーの実からたくさん栄養を与えられたコーヒーの豆は、旨みを増すわけです。タラス地区は、火山灰質の肥沃な土壌で、年間降水量は約3,000mmと豊富な上、綺麗な水にも恵まれ、良質なコーヒーを栽培するのに非常に適した環境が整っています。

祖母の意志を受け継いだ少女の挑戦

costa rica estefany sp washed焙煎香房シマノと【スウィートベリー ナチュラル ワイニー・プロセス】を創り出したドーニャハエル農園との新たな試みが、この【エステファニィSP ウォッシュド】です。ドーニャハエル農園の名前は、現在の農園主であるエステファニィ・ガルバンゾー氏の祖母の名前から付けられています。現在は、エステファニィ氏が農園を引き継ぎ、ドーニャハエル農園の2代目農園主となっています。エステファニィ氏は、彼女の祖母と同じく女性の農園主で、2015年現在、彼女は13才です。焙煎香房シマノとドーニャハエル農園の交流が始まった頃、彼女はまだ8才でした。祖母の農園を引き継いだ年の収穫は、わずかなものでした。それは、コーヒーに向き合い頑張った彼女の最初の努力の結晶でした。勿論、彼女ひとりの努力によって作ることができた訳ではありません。コーヒー農園を営む彼女の親族、14ファミリーのバックアップがあっての事でした。祖母の時代から農園を支えてきた人たちのバックアップ、特に農業技師である叔父の協力があったからこその結果です。その年のコーヒー豆は、お世辞にも良いものとは言えませんでしたが、彼女の情熱と頑張った彼女へのご褒美という意味も込めて、焙煎香房シマノで全てを買い取りました。その後、彼女と農業技師である彼女の叔父と、焙煎香房シマノとのディスカッションを繰り返し、彼女と彼女の農園は凄まじいスピードで進化をしていきました。そして、焙煎香房シマノが考える至高のコーヒー【スウィートベリー ナチュラル ワイニー・プロセス】を完成させるに至りました。彼女は、毎年少しずつ農園を拡張し、生産量も増やす努力もしてくれました。そして、次に我々が取り掛かったのが、この【エステファニィSP ウォッシュド】です。

costa rica estefany sp washedドーニャハエル農園の高い技術と情熱は、スペシャルティコーヒー先進国のコスタリカにおいても群を抜いています。この【エステファニィSP ウォッシュド】を創るにあたって、我々が選んだコーヒーの品種はカトゥーラ種です。カトゥーラ種は、1915年にブラジル・ミナスジェライス州で発見されたブルボン種の突然変異種で、ブルボン種と同様の果実・種子を持つ品種ですが、収穫量が多いと木がすぐに弱ってしまう隔年結実型で、しっかりした強いコクと豊かで奥深い酸味が特徴的な品種です。真っ赤に完熟したカトゥーラ種のコーヒーの実を、丁寧に一粒ずつ手摘みし、伝統的なウォッシュド・プロセスで綺麗に精製させました。小さな農園だけに精製処理施設が傍にあり、収穫した完熟コーヒーの果実をフレッシュな状態のまま直ぐに精製できるという利点を最大限に生かし、迅速かつ丁寧できめの細やかな処理をおこなっています。非常に精製が良いため、カトゥーラ種が持つ個性と、テロワール(育てる環境の土壌・気候・地勢)によって育まれるコーヒー豆の個性が、クリアに表れています。

テイスティング ノート

スッキリとした苦味の中に、しっかりと奥行きのあるコクがあり、アプリコットを思わせる綺麗な甘味が余韻となって後口に広がります。

甘味 ★★★★★★
コク ★★★★★★★
まろやかさ ★★★★★★
香り ★★★★★★★
酸味  ★★★
苦味 ★★★★

★印8段階、オススメ焙煎での評価です。

コーヒー豆 データ

農園名 ドーニャハエル農園
農園主 エステファニィ・ガルバンゾー
エリア タラス
品種 カトゥーラ
プロセス ウォッシュド
標高 1600m
オススメ焙煎 中浅煎り