エチオピア
イルガチャフィ ワイニー
ナチュラル G1
ワイニープロセス

ethiopia yirgacheffe winey

コーヒー発祥の地のコーヒー

モカコーヒーとして親しまれているエチオピアは、北緯3度から14度、東経33度から48度に挟まれた東アフリカに位置するアフリカ最古の独立国です。雨量が多く、一面を森林が覆う熱帯雨林の広がる熱帯地方に位置してはいますが、その国土面積の大部分は2,000~3,000メートルのアビシニア高原が広がる涼しい高地で、年間平均気温は13℃と冷涼です。コーヒーの栽培面積は40万ヘクタールほどありますが、自生に近いフォレストコーヒーが中心の小規模農園がほとんどで、全体の約95%を占めているのもエチオピアの特徴です。高原に恵まれたエチオピアはコーヒー発祥の地であり、紀元前1000年にソロモン王とシバ女王により樹立されたソロモン王朝に源を発します。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には、1000年以上に渡る長いコーヒーの歴史があり、日本の茶道にも似たコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。

ethiopia yirgacheffe wineyエチオピアのモカコーヒーは独特のモカフレーバーのコーヒーとして日本では人気の高いコーヒーです。しかし、モカフレーバーは、欠点豆の混入でおこる欠点豆のフレーバーでもあるという事実はあまり知られていません。日本では、『モカの持つフレーバー+欠点豆のフレーバー=モカ独特のフレーバー』となってしまっているわけです。日本のコーヒー業界は、このフレーバーをモカ独特の香りだといって販売してきたわけです。試しにモカから欠点豆を完全に取り除くと、あのフレーバーはなくなってしまいます。

エチオピアのコーヒー豆の規格は、G1(グレード1)をトップに、G2、G3、G4・・・と、数字が大きくなるほど欠点豆が多く混入しています。未熟豆や虫食い豆などの欠点豆は水に浮きます。そのため、コーヒーの果肉を取り除き、パーチメントと呼ばれる薄殻の付いた状態で水洗し、乾燥させるウォッシュドプロセスの場合、精製の過程で欠点豆の除去は比較的簡単にできます。しかし、果肉のままカリカリに乾燥させ脱穀するエチオピアの伝統的な乾燥方法であるナチュラルプロセスの場合は、欠点豆の選別は困難です。そのため、ナチュラルプロセスのG1規格のコーヒーは流通量が少なく、少し前まではナチュラルプロセスにG1規格は事実上存在しないとも言われていました。今回、そのナチュラルプロセスのコーヒーを、欠点豆を限りなくゼロにする努力をしていただき、事実上存在しないとも言われていたG1規格にしていただく事ができました。

コーヒー発祥の地の新たな試み

更に、モカコーヒーの新しい試みをおこないました。前出の普通のナチュラルプロセスではなく、完熟したコーヒーの果肉を乾燥させる過程で、果肉に発酵を入れることで、ベリー系のドライフルーツのような、果実酒(赤ワイン)のような独特の香りをのせた事です。当店ではお馴染みの『コスタリカ スウィートベリー ナチュラル ワイニー・プロセス』や『インドネシア スマトラ マンデリン ナチュラル ワイニー・プロセス』と同じプロセスでの、あの香りです。

ethiopia yirgacheffe winey特殊なナチュラルプロセスの豆を、欠点豆を限りなくゼロにする努力をしていただき、事実上存在しないとも言われていたG1規格のイルガチャフィ。G1規格になったことで、イルガチャフィの持つダージリンのような香味をクリーンにだし、そこにベリー系のドライフルーツのような、果実酒(赤ワイン)のような独特の香りと果肉の甘味をプラスさせた新しい試みのモカコーヒーを作り上げることが出来ました。新しい〝モカ〟【エチオピア イルガチャフィ ワイニー ナチュラル G1 ワイニー・プロセス】を、是非ご賞味ください。

テイスティング ノート

イルガチャフィが持つダージリンにも似たフルーティな香りを、特別な乾燥方法でベリー系のドライフルーツや果実酒のような香りで包み込み、後口の甘さを楽しめる特別な〝モカ〟イルガチャフィに仕上げました。

甘味 ★★★★★★★★
コク ★★★★★★★
まろやかさ ★★★★★
香り ★★★★★★★★
酸味  ★★★★ 
苦味 ★★★★

★印8段階、オススメ焙煎での評価です。

コーヒー豆 データ

生産者 イルガチャフィ生産者協同組合
エリア イルガチャフィ
品種 在来種
規格 G1 (グレード1)
プロセス ナチュラル ワイニー
標高 1900m
オススメ焙煎 中浅煎り