パナマ
エスメラルダ ゲイシャ
プライベート コレクション 2017
ウォッシュド
ラ・エスメラルダ農園

panama esmeralda geisha private collection 2017

プライベートコレクション

panama esmeralda geisha private collection 20172016年からエスメラルダ農園のゲイシャは、2つのコレクションの販売をスタートさせました。2015年までの1500-1700mより高い標高の1600-1800mの区画で栽培された【エスメラルダ ゲイシャ プライベートコレクション】と、2016年からスタートした標高1400-1500mの比較的新しい区画で栽培された【エスメラルダ ゲイシャ1500】です。コーヒーは、標高が香味を決定づける重要なポイントとなります。標高が高ければ昼夜の寒暖差が大きくなり、コーヒーの果実は糖度を増し、それがコーヒーの香りの豊かさや甘味となります。ゲイシャ種の特性上、高地でないと個性の際立った品種ならではの風味特徴を求めることが難しいと考えます。焙煎香房シマノでは、これまでと同様、高地特有のゲイシャの個性が際立った【エスメラルダ ゲイシャ プライベートコレクション】を販売しております。

世界最高のコーヒーの誕生

panama esmeralda geisha private collection 20172004年以降、ゲイシャ(Geisha)はスペシャルティコーヒーの世界で最も注目を集めている品種です。エチオピア起源の原種といわれるこのゲイシャが世界の注目を集めたのは2004年です。パナマのコーヒー品評会で入賞以上の成績を収めたコーヒー豆が出品することの出来る国際オークションBest of Panamaで、ラ・エスメラルダ農園が出品したゲイシャが当時のオークションで最高落札価格を記録したことから始まりました。その後、ラ・エスメラルダ農園のゲイシャは、自ら持つ記録を毎年更新し優勝し続けます。2007年の同オークションでは、ラ・エスメラルダ農園のゲイシャは、更に史上最高値の記録を大きく更新しました。そして、ラ・エスメラルダ農園のゲイシャは、コーヒーの品評会に出品すれば優勝するという伝説のコーヒーになりました。出品すれば優勝してしまう最強のコーヒーになったラ・エスメラルダ農園のゲイシャは、2008年はBest of Panamaと別枠として【Esmeralda Special 2008】として特別オークションが行われることになりました。そして、2009年、2010年はコーヒー品評会Best of Panamaに出品し、2年連続優勝します。ラ・エスメラルダ農園のゲイシャは、まさにコーヒー品評会に出品すれば必ず優勝してしまう最強のコーヒーなのです。2011年以後は、毎年特別オークションが行われています。 ラ・エスメラルダ農園は、パナマ西部・バルー火山の山すそのに広がり、平均標高1600m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい農園です。

忘れ去られたゲイシャ種の発見

エチオピア起源のゲイシャ種は粒が大きく、細長い外観をしており、カップは非常に秀逸なフローラルなアロマと柑橘類を思わすフレーバー、驚くほどすっきりした甘味を伴った酸味が特徴的です。ゲイシャ種は栽培が難しく、生産性があまりにも低いため長い間まったく注目されることもなく、ほとんどが姿を消し、現在では非常に稀少な品種となっています。

panama esmeralda geisha private collection 2017ゲイシャ種は、現在確認されている学説ではエチオピアに起源をもつコーヒーの原種に近いものとされています。しかし、ゲイシャ種が発見されたのは、比較的最近のことになります。1931年にエチオピアで発見され、その後、ケニアに渡ったゲイシャ種は、同じアフリカのタンザニア、そして海を渡り1953年に中米コスタリカに入りました。更に数年の時を経て、1960代にラ・エスメラルダ農園のあるパナマに入ったとされています。 1960年代、スウェーデン出身の銀行家でバンク・オブ・アメリカの頭取であったルドルフ・A・ピーターソン氏(1904-2003)は、老後の楽しみとして、パナマに現在のラ・エスメラルダの前進となる小さな農園を買いました。その時、大量のコーヒー苗を種類を問わず仕入れました。その中にゲイシャ種の苗も、たまたま紛れ込んでいたのではないかと考えられています。ラ・エスメラルダ農園では、その後数十年に渡って、農園内で生産されたコーヒー豆は全て品種を問わずミックスし、ラ・エスメラルダのコーヒーとして出荷していました。当時、コーヒーを生産する側にも、消費する側にも、コーヒーを品種ごとに扱うという考え方はほとんどなく、全ての豆が当たり前のようにミックスされていました。その時代では、それが当たり前だったわけです。

40年ほど時は流れ、スペシャルティコーヒーという考え方が生産者の中にも理解され始めた2000年代、コーヒー品評会が生産各国で開催されるようになりました。パナマでもコーヒー品評会が開催され、そこに出品するためにラ・エスメラルダ農園でも区画ごとにコーヒー豆をカップテストしたそうです。その時、ある区画で生産されたコーヒー豆だけが、素晴らしい香りと味を持っていることを〝発見〟したそうです。それは、まさしく〝発見〟だったそうです。それが、後に世界を驚かせたゲイシャ種だったわけです。40年前に、たまたま紛れ込んで栽培されていたゲイシャ種は、生産性の悪さから農園内でも忘れ去られた存在でした。それが、たまたま育ち続けていたということなのです。ゲイシャ種が最初にエチオピアで発見されてから70年後の再発見となったのです。

テイスティング ノート

驚くほど魅惑的で歯切れのいいシトラスとストロベリーが絡み合ったようなフルーツフレーバーで、コーヒーなのに高級紅茶のレモンティーにも似た独特のフレーバーを持っています。レモンとオレンジのミックスジュースのような鮮烈でフルーティな甘味が特徴的なコーヒーです。

甘味 ★★★★★★★
コク ★★★★★★★
まろやかさ ★★★★★★★
香り ★★★★★★★★
酸味  ★★★★★★★ 
苦味 ★★

★印8段階、オススメ焙煎での評価です。

コーヒー豆 データ

農園名 ラ・エスメラルダ農園
農園主 プリセ・ピーターソン
エリア チリキ ボケテ
品種 ゲイシャ
プロセス ウォッシュド
標高 1600~1800m
オススメ焙煎 中浅煎り